九都県市首脳会議「不妊治療の医療保険適用化について」
に係る要望の実施について
平成29年5月9日に開催された第71回九都県市首脳会議における
合意に基づき、埼玉県が九都県市( 埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、
横浜市、川崎市、千葉市、さいたま市、相模原市) を代表して、不妊治療
の医療保険適用化について、国に対して下記のとおり要望を実施します。
1 実施時期 平成29年 6月 15日(木)
2 要 望 先 厚生労働省
3 要望内容 別添要望書のとおり
※ 本件詳細につきましては、埼玉県までお問合せをお願いします。
(埼玉県問合せ先)
埼玉県保健医療部健康長寿課 母子保健担当 加藤、佐藤 電話:048−830−3561(直通)
問合せ先
こども・若者未来局こども家庭課 電話:042‐ 769- 8345
平成29年6月13日 相模原市発表資料 九都県市同時発表
埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、横浜市、 川崎市、千葉市、さいたま市、相模原市
不妊治療の医療保険適用化について
少子高齢化が年々進む中、年少人口は今後更に大きく減少することが推計さ れ、国の活力を維持していくうえで、少子化対策・次世代育成は喫緊の課題で ある。
次世代育成支援の一環として、不妊治療の経済的負担の軽減を図るため、国 の特定不妊治療費助成事業に基づき、医療保険が適用されず高額な医療費がか かる体外受精及び顕微授精に対する治療費の一部助成を平成16年度から開始 している。
国において開催された「不妊に悩む方への特定治療支援事業等のあり方に関 する検討会」によると、助成開始当時の助成件数は約1万8千件であったもの が、平成24年度には約13万5千件に増大しているとの報告からも、不妊治 療経験者の対象は年々広がっている。
しかし、一般的に特定不妊治療費が1回30万円∼60万円ほどかかるのに 対し、現行の制度では、1回の治療につき上限額15万円(治療内容により異 なる。初回治療のみ30万円)、通算6回まで(又は3回まで)などの制限があ り、経済的負担の軽減が十分とはいえない。また、人工授精は体外受精・顕微 授精の前段階の治療として広く治療が行われているにもかかわらず、上記助成 制度の対象外であり、医療保険の適用対象外でもある。更に、男性不妊治療に ついても精索静脈瘤結紮術など助成の対象とならない治療法もある。
晩婚化・晩産化が進む社会のもと、不妊に悩む夫婦の割合は平成17年の 25.8%から平成27年の35.0%と上昇しており、社会全体で身近な問 題となっている。不妊治療により出生した子供の割合も年々増加しており、少 子化対策のために不妊治療は欠かせないものとなっている。不妊の原因が女性 のみならず、男性側にも約半分あることに鑑みると、男性・女性の両方につい て手厚い支援を行う必要がある。
以上を踏まえ、次の事項を要望する。
1 不妊治療のうち、現在医療保険が適用されず高額な医療費がかかる体外受 精及び顕微授精、更に、国の特定不妊助成事業に基づく助成の対象外であり 医療保険の適用外でもある人工授精について、医療保険の適用対象とするこ と。
2 男性不妊治療のうち、医療保険の適用外である精子を精巣又は精巣上体か ら採取するための手術及び精索静脈瘤結紮術について、医療保険の適用対象 とすること。
平成29年6月15日
厚 生 労 働 大 臣 塩 崎 恭 久 様
九都県市首脳会議
座長 相 模 原 市 長 加 山 俊 夫 埼 玉 県 知 事 上 田 清 司 千 葉 県 知 事 森 田 健 作 東 京 都 知 事 小 池 百合子 神奈川県知事 黒 岩 祐 治 横 浜 市 長 林 文 子 川 崎 市 長 福 田 紀 彦 千 葉 市 長 熊 谷 俊 人 さいたま市長 清 水 勇 人